銀行でお金を借りるには?知っておくべき基本のまとめとおすすめ紹介

    
     

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銀行でお金を借りるとなると、多くの方は住宅ローンや自動車ローン、ブライダルローンなどのかなり高額なローンのイメージを持つのではないでしょうか。もちろん、高額なローンの利用ができるもの銀行でお金を借りる際ならではのメリットです。

でも、昨今注目されているのが、「借りたお金の使用用途を限定していない」フリーローンやカードローンと呼ばれる金融商品です。今回は、フリーローンやカードローンでお金を借りることについてその利用方法や注意点、人気の銀行などをご紹介したいと思います。

1:「銀行でお金を借りる」とは?まずは言葉の意味を知ろう!

まずは、銀行でお金を借りる際の基本から押さえていきましょう。知らなくてもお金を借りること自体はできますが、知っている方がより安心感を持って利用できますよ。

1-1:「銀行ローン」は銀行の商品である

スーパーやショッピングセンターへ行くと、店内にはさまざまな商品が並んでいますよね。銀行にとって「銀行ローン」とは、そういった商品と同じなのです。もちろん、その利用方法や契約方法などは通常の買い物とは全く異なるものですが、「銀行ローン」が銀行の金融商品であるということは知っておくことをおすすめします。大きなお金が動くのに、それが何かよく知らないというのは気持ち悪いですよね。

つまり、銀行にとっての「銀行ローン」とは、スーパーに置き換えると「消費者に購入してもらいたいもの」=銀行にとって「できるだけ多くの人に利用してもらいたいもの」なのです。なので、銀行で新しく口座を開設した際や何かしらのイベント時などにおすすめされることがあるのです。

私たち一般の消費者からすると、お金を貸すのはあまり好ましくありませんよね。そのため、銀行もお金を貸したくないために厳しい審査を設けているのかと考えてしまいますが、そんなことはありません。銀行サイドからすると「銀行ローン」を利用してもらってナンボなのです。

1−2:銀行はなぜお金を貸したいの?その理由と利益の仕組み

では、銀行はどうしてそんなにお金を貸したいのでしょうか。一般家庭からすると、お金はできるだけ貯めておきたいと思うものですよね。けれど、そこは銀行も「金融業者」なのです。「金融業者」とは、簡単に説明すると「金銭を運用することによって利益を得ている事業者」のことです。つまり、小売店などの利益の元が食品や家電製品などの「商品」であるのと同様に、銀行は「お金そのもの」を商品として扱っているということなのです。

ということは、銀行にとっては少しでも多くの「お金」を消費者が利用してくれることによって利益が上がってくるわけです。でも、例えば消費者が10万円貸して欲しいと言ってきたとして、ただ10万円を貸しているだけでは利益は生まれません。それではただの親切な便利屋さんですよね。では、銀行は「お金」を商品にすることでどのように商売をしているのでしょうか。「銀行ローン」=「銀行の利益を生み出す商品」ということを念頭において読み進めてみてください。

2:金融商品の基本!「利息」について知っておこう

次に確認しておきたいのが「利息」についてです。金融商品を利用する際には切っても切れないものですので、予備知識として知っておくのをおすすめします。

2−1:「利息」はお金を借りるための手数料

さて、銀行でお金を借りる事による銀行側のメリットについてご説明していきます。前述の通り、銀行ローンは銀行にとっての商品であるとご紹介しましたよね。通常、小売店などで買い物をする場合には、「原価+人件費+輸送費+販売手数料+利益」など「実際のそのものの値段以上にさまざまな経費が加算された状態」の商品を購入しています。そのため生産者や販売店にとって利益が得られる仕組みになっています。

でも金融商品というのは少し特殊で、人件費や手数料のような利益を生み出すものを「利息」として付加することで利益を上げているのです。利息に関しては法律で制限がかかっているので、好き勝手に高額の設定をして良いわけではありません。詳しく知りたい!という方は「出資法」や「利息制限法」という法律について調べてみると良いでしょう。ここでは簡単に解説するため、難しい法律の内容は省いていきます。そういった法律があるので安心して利用ができるのだな、という程度の認識でも問題ありません。

2-2:利息はどうやって付加される?その仕組とおよその割合

銀行でお金を借りる際に必ず利息が付いてくることはわかりましたよね。では、次にその利息の適用方法や具体的な割合について確認してみましょう。利息とは、先程もお伝えしたようにお金を借りる際の手数料や諸経費のようなものです。銀行でお金を借りる場合、その額が高額であるほどに一括で返済することは難しいですよね。そのため、銀行も完済までの期間を長く設け、利用者の負担を軽減してくれるのです。その代わりに「お金を完済できるまでの期間は、その金額や利用期間に応じて手数料を支払ってくださいね」、というのが利息のシステムです。

また、その利息の金額に大きく関係してくるのが「年利(または利率)」と呼ばれる利息を付加するための割合のなります。一般的な銀行ローンの場合、その割合は4〜18%程であることが多いでしょう。基本的に、借りる金額が少なければ年利は高くなり、多ければ低くなる傾向にあります。たった数%という気はしますが、長期的に支払っていくとそれなりに大きな額になりますので注意が必要です。お金を借りる際には銀行も必ず利息の説明をしてくれますので、難しい話だからと聞き流さず、疑問点はしっかりと解消してから利用しましょうね。

3:銀行でお金が借りられる人と借りられない人の違いとは?

銀行でお金を借りる際に避けて通れないのが「審査」です。お金を借りられる人とはつまり「審査に通る人」のことですよね。銀行でお金を借りる際に、その「審査」に通る人と通らない人にはどんな違いがあるのでしょうか。

3-1:銀行でお金を借りるためには最低限の条件を満たす必要がある

銀行ローンなどの金融商品を利用する際、まず以下の3つのポイントがチェックされます。
● 利用者の属性
● 他社借入状況
● 信用情報
では、それぞれがどんな内容を指すのか簡単に解説していきます。

【利用者の属性】

属性というのは、利用者の年齢、職業などの社会的立場を指しています。銀行ローンを利用できるのは、「満20歳以上の安定した収入のある方」というのが最低条件になります。きちんと毎月、安定した収入が得られていれば「申し込みができる対象」には入るということです。アルバイトやパート・派遣社員などでも構いませんが、やはり正社員の方が有利に働くことは多いとされています。以下に、審査時に有利に働く属性と、不利に働く属性をまとめてご紹介します。
〈審査時に有利に働く属性〉
● 正規雇用で、大手企業や公務員
● 勤続年数が長い
● 持ち家に住んでいる(住宅ローンに通った実績が評価)
● 固定電話を引いている
● 独身
上記に当てはまるのであれば、銀行にとってもお金を貸すメリットがあるとして扱われます。希望金額での利用をできる可能性が高いでしょう。場合によっては増額など銀行からの提案があるかもしれません。

〈審査時に不利に働く属性〉
● 個人事業や農業従事者、作家や漫画家など
● 雇用期間の定めがある派遣やアルバイト、または歩合制
● 就業して1年未満
● 指定する利用対象者の年齢制限に近い
● アルバイト収入に頼っている学生
こちらに当てはまっている場合には審査に通るのはなかなか厳しい状況といえます。銀行でお金を借りることができなかった場合には、次も銀行に挑戦するのではなく消費者金融等の利用を検討したほうが良いでしょう。

【他社借入状況】

こちらは言葉の通りですが、申し込もうとしている銀行ローン以外に、他の金融機関から借り入れを行っていないかを確認されます。キャッシングやカードローンだけでなく、クレジットカードによるショッピングのリボ払いなども対象になるので、勘違いしないようにしましょうね。基本的に、他社からの借り入れがある際には審査には不利に働く傾向にあります。銀行からお金を借りる際に「まっさらな状態であること」が望ましいのは言うまでもありませんね。

【信用情報】

よく聞く言葉ですが、実はよく知らないという人も多いでしょう。信用情報とは、個人の信用取引の利用履歴のことです。信用取引というのは、銀行ローンのように一定の信用のもとに金銭の貸与を行う取引のことです。少額でももれなく履歴が残っているので、その履歴の中で返済状況が滞ったり債務整理を行ったりとトラブルを起こしていないことが大原則です。
滞りなく返済が完了していれば審査に有利に働く場合もありますし、返済残高が残っていれば不利に働くこともあります。また、これは決められた情報機関が管理しており、どの銀行や消費者金融でもほとんど同じ機関に照会を依頼するため、一度ダメであれば何社も試さず諦めるのが無難でしょう。

現在信用情報を管理しているのがシー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人情報信用センター(KSC)という機関です。日本の金融業者のほとんどは上記の2〜3社に加盟しています。銀行であれば3社全てに加盟している場合も多いので、消費者金融などと比べて審査は厳しい傾向にあるといえます。また、一度借り入れの申込みをしたという記録は最長で6ヶ月間保存されますので、短期間で何度も申し込むのはおすすめできません。

3-2:安定した収入とはいくらを指すの?借りられる金額は?

銀行でお金を借りるための最低条件として、「満20歳以上の安定した収入のある方」という言葉を用いて説明しましたよね。でも、具体的にいくら位を稼いでいる必要があるのでしょうか。これは、属性や借りたい金額によってもその目安が変わります。

まず、銀行ローンを利用する際に「いくら以上の収入があること」という明記はありません。つまり、きちんと安定して毎月収入が確保できていることを証明できれば良いのです。例えば月に10万円ほどのアルバイト収入だとすると、年収にして約120万円です。この状況で、賃貸住宅に住み他社から借り入れがあるとなればまず審査は通りません。でも、家族所有の持ち家で家賃の支払い義務がなく、借入希望額も少額であれば返済可能と認められることも有り得ます。自身の収入と借入希望額、属性や信用情報のバランスが大切ということですね。

また、収入が少なめの場合な特にですが、所得は「給与所得」であることが望ましいでしょう。「事業所得」でも問題はないのですが、収入の安定性という部分をピックアップすると、やはり「給給与所得」の方が認められやすいのです。

ちなみに「給与所得」と「事業所得」の違いですが、簡単にいえば「雇われている」のか「事業主」なのかということですまず、会社として一定の利益があり、その一部が給与として支払われるのが「給与所得」です。一方事業所得は事業主に対して直接入ってくる収入のことです。時給や月給で一定の金額を保証されている「給与所得」と異なり、その収入は月によって異なってくることが多く、安定性が認められにくいの悲しいところです。

けれど、一定の額を長期間に渡って安定して得ているという証明が可能であればさほど影響してくることはないでしょう。そのためにも、個人で事業を営んでいる場合には経理や財産状況の記録を、しっかりと公的に残しておくことが必要です。

3-3:番外編:未成年や高齢者の場合にはどうすれば良いの?

現在のところ、銀行では未成年が利用できる銀行ローンはありません。また、年齢を20歳以上65歳未満と定めているので、その範囲外の人は利用できないのが現状です。そこで、銀行ローンの対象外の人でも利用できる金融商品についても少し触れておきます。

未成年や65歳以上の場合には一切の金融商品が利用できないのか?というと、必ずしもそういうわけではないのです。まずは、未成年でも申し込みができる金融商品を2つご紹介します。

【未成年でも申し込みが可能な金融商品】

〈エポスカード〉
エポスカードは、18歳以上であればクレジットカードの申込みが可能です。未成年の申込みの際は親権者の同意が必要ですので、利用を希望する際には事前に両親にそうだんするなどしておきましょう。また、マルイなどで親に同行してもらって申し込むとその場でカードが受け取れるので便利ですよ。未成年に嬉しい年会費無料、ポイント2倍など特典もあるので、一枚持っておいて損はないカードでしょう。ただし、18歳以上であっても高校生は申込みできません。

〈三井住友VISAデビュープラスカード〉
こちらは申込み条件に収入の制限がないので、安定した雇用でないアルバイトやフリーターであっても申し込みが可能です。更に、年に一回クレジットカードを利用すると年会費が無料になります。クレジットカードは一般的に、収入が200万円以上無いと審査が通らないといわれています。そこまでの収入の確保が難しい方にはおすすめの一枚ですよ。また、学生が申し込んだ際には審査対象がその親権者になるので、大学生など学業が忙しくてアルバイトの時間が限られているという人でも利用可能です。ただし、こちらも高校生の申込みはできません。

次に、65歳以上の高齢者が利用できる金融商品についてみてみましょう。

【65歳以上でも利用可能な金融商品】

〈年金担保融資〉
こちらは、厚生年金や国民年金を担保とすることで融資を受けられる「年金担保ローン」のことです。現在のところ、独立行政法人福祉医療機構が行っている「年金担保貸付制度」と「労災年金担保貸付制度」、日本制作金融公庫が行っている「恩給・共済年金担保融資」の計3種類です。利用条件は下記のとおりです。
国民年金や厚生年金の受給証書を所有していること
老齢年金・障害年金・遺族年金の受給を受けていること
生活保護を受けていないこと
また、利用には連帯保証人が必要になるなど利用条件が細かく決められているので、利用を希望する際には各機関に問い合わせることをおすすめします。

4:銀行でお金を借りる際のおすすめはどこ?

銀行でお金を借りる際の基礎知識がわかったところで、次はおすすめの銀行ローンをレア日方別にご紹介します。

4-1:金利で選ぶならおすすめはこの3社!

まずは、金利で銀行ローンを選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。金利には下限金利と上限金利という2種類の金利があります。下限金利はいちばん低く設定された場合の金利、上限金利はその逆でいちばん高く設定された場合の金利です。金利は銀行側が利用金額に応じて設定する似ですが、50万円以下の利用ではまず上限金利が適用されると思っておきましょう。

つまり、50万円以下の利用を想定している場合、チェックすべきは上限金利ということですね。その上限金利が控えめな銀行ローンは以下の3社です。

【上限金利が低めの銀行ローン】

〈りそな銀行カードローン〉
◆金利:3.5〜12.475%
Web手続きを利用することで来店なし、24時間365日申し込みが可能で大変便利です。また、りそな銀行で住宅ローンを利用している場合には更に金利が0.5%引き下げられるので、通常よりも低金利で利用することができますよ利用可能金額は10万円から800万円までとなっており、公式ホームページにはそれぞれのプランの目安の金利が公開されているので参考にすると良いでしょう。

〈イオン銀行カードローン〉
◆金利:3.8〜13.8%
スマートフォンからでも契約までWeb完結させることができ、コンビニATMを利用すると利用手数料が24時間365日無料です。カードの受取までは最短5日程なので、週末に申し込めばその翌週末には利用が可能ですね。利用限度額は10万円から800万円で、利用目的に合わせてプランを選択します。こちらも公式ホームページに各プランの金利が公開されているので、申込みの際にチェックしておくと安心です。

〈みずほ銀行カードローン〉
◆金利:2〜14.0%
みずほ銀行のカードローンも、スマートフォンからWeb完結で申し込みが可能です。すでにみずほ銀行のキャッシュカードを持っている人なら、手持ちのカードでそのままカードローンを利用することも可能です。もちろん、カードローンのカードは別に持ちたいという場合には専用カードの発行が可能です。最大800万円まで利用でき、コンビニATMを利用すると時間外手数料や返済時の振込手数料が無料になるのが嬉しいですね。

4-2:お金を借りられるまでのスピードで選ぶならこの3社!

銀行ローンは審査に時間がかかるというイメージがありますが、実は最短即日で銀行からお金を借りられる場合もあるのです。そんなときにおすすめなのが以下の3社です。

【融資スピードが早い銀行ローン】

〈楽天銀行カードローン〉
金利:1.9〜14.5%
楽天銀行カードローンの特徴は、何と言っても手持ちの口座に対応してくれるところです。そのおかげで最短即日での借り入れを可能にしています。また、公式ホームページにパート・アルバイトでも申込可能と明記しており、間口が広いのも魅力的です。利用可能額は10万円から800万円と大手銀行ローンにも劣っておらず、コンビニATMの利用で手数料無料とユーザーにとってかなり嬉しい配慮がなされています。

〈三井住友銀行カードローン〉
金利:4.0〜14.5%
三井住友銀行の口座を持っている人であればWeb完結で申し込みができ、必要書類もWeb上での提出が可能です。そのたわざわざ店舗に足を運ばなくても契約が完了します。更に、手持ちのカードですぐに利用開始できるので、口座を持っている人であればかなり早い段階で利用を開始することができます。利用可能金額は10万円から800万円で、平均的となっています。利用金額に応じた金利が公式ホームページで説明されているので、利用前にはよく確認しましょうね。

〈新生銀行スマートカードローン プラス〉
金利:4.5〜14.8%
新生銀行スマートカードローンプラスも、新生銀行の口座を持っていることで申し込みがかなりスムーズに進みます。利用限度額が1万円から500万円までと他社よりも少し少なめですが、その分少額での利用ができるので融通がききます。インターネットバンキングの利用で更に便利に利用できるので、新生銀行の口座を持っている人であればまず検討してみて損はないといえますよ。

5:銀行でお金を借りるメリットやデメリットはどんなところ?

では最後に、銀行でお金を借りることのメリットやデメリットについてまとめていきましょう。消費者金融や信販会社でもお金を借りることは可能ですが、銀行ならではのメリットやデメリットはどんなところなのでしょうか。

【銀行でお金を借りるメリット】

● 「銀行」というだけで安心感がある
● 周囲に知られても恥ずかしさが少ない
● 実績がつけばその後にお金を借りたい際に有利になる
● 年収の3分の1以上の借り入れが利用できる
では、それぞれの項目について掘り下げてみていきましょう。

〈「銀行」というだけで安心感がある〉
銀行ローンを提供している銀行のほとんどが、大手の都市銀行や知名度の高い地方銀行などです。お金を借りる上で重視したいのは、やはり信頼性ですよね。銀行であれば誰もが知っているし、日頃利用しているという点での安心感もあります。まして、初めてお金を借りる際などはやはり銀行がいちばん不安なく利用できますね。

〈周囲に知られても恥ずかしさが少ない〉
「借金」というと消費者金融などをイメージする人も多いかもしれませんが、銀行からお金を借りる場合はなぜか「融資」という言葉が思い浮かびませんか?さらに、銀行は住宅ローンやブライダルローンなどを頻繁に取り扱っているので、お金を借りる理由も正当化しやすいという心理的なポジティブさがあります。そういった面から考えても、お金を借りるなら銀行で、と希望する人が’多いでしょう。

〈実績がつけばその後にお金を借りたい際に有利になる〉
最初の審査に通ることは若干厳しい道のりですが、一度借りてしまえば融通がききやすいのも特徴です。ひとつの銀行ローンの中でお金を借りて、きちんと返してと繰り返していくうちに金利が引き下げてもらえたり、増額の提案を受けられたりします。また、「この人はきちんと返済能力がある」と認められることで住宅ローンなど高額のローンの利用の際にも有利に働いてくれるケースがあります。

〈年収の3分の1以上の借り入れが利用できる〉
銀行以外の貸金業者の場合、一度に借り入れできる金額は年収の3分の1までと決まっています。これは「貸金業法」や「総量規制」という法律で定められていますので、消費者金融や信販会社が勝手に超過することはできません。違反した場合は処罰の対象になりますので、いわゆる「ヤミ金」という違法業者以外はきちんとその法律を遵守した上で貸し付けを行っています。ですが銀行の場合、その法律が適用外となるので住宅ローンなどの年収以上の高額ローンが利用できるというわけです。いつか住宅ローンなどの高額ローンを利用したいと考えている場合は、普段から信用取引には注意を払う必要がありますね。

【銀行でお金を借りるデメリット】

● 審査が厳しい傾向にある
● 借り入れに時間がかかる(即日利用は難しい)
● 一度信用が傷ついてしまうとその後の利用は難しい
次に、デメリット部分についても挙げてみます。一見するとそれほどデメリットという印象はありませんが、掘り下げて考えていきましょう。

〈審査が厳しい傾向にある〉
まず利用者が気になるのはこちらですね。これまでにご説明したとおり、銀行は一定の条件を満たしている人にしかお金を貸してくれません。数ある金融業者の中でもその審査は慎重で厳しい傾向にあるといえます。個人向け銀行ローンの利用者以外にも、法人融資であったり預貯金の利用者であったりとユーザーが多いので、クリーンなイメージが欠かせません。信用取引の不渡りなどが頻繁にあっては困るのです。日頃、その銀行口座を利用しているユーザーへの印象も良く保つ必要がありますし、慎重になるのは仕方のないことでしょう。誰でも気軽に申し込めるわけではない、という部分はデメリットといえますね。

〈借り入れに時間がかかる〉
銀行でお金を借りる際の審査は、基本的に消費者金融の審査よりも時間が長くかかります。その要因として、銀行の多くは前述でご紹介した信用情報管理会社、シー・アイ・シー、日本信用情報機構、全国銀行個人情報信用センターの3社全てに加盟している場合が多いからです。つまり、審査時には信用情報の確認を3社全てに紹介することになり、必然的に時間がかかるというわけです。即日融資に対応している大手消費者金融等であれば、加盟は2社のみということもあるので審査時間が短くなります。どうしても急ぎで、即日お金を借りたいという場合には銀行は向いていませんね。

〈一度信用が傷ついてしまうとその後の利用は難しい〉
初めての利用の際にスムーズに審査が通ったとしても、借りたお金の返済時に頻繁に遅延してしまったり、最悪の場合返せなくなったりすると、当然信用情報はボロボロになります。なんとか返し終わっても、契約を解除されたり減額されたりと希望通りに利用することはできなくなるでしょう。債務整理をしてしまった場合にはその情報が5年から10年保管されることになるので、その期間はまずどの貸金業者からの借り入れも難しくなります。銀行は特に厳しい傾向にあるので、その後お金を借りることができなくなってしまうことも考えられます。若いうちに無茶をして信用情報が傷ついてしまい、後々になって住宅ローンやブライダルローンなどの高額ローンの利用ができないという状況は避けたいですよね。独身のうちからお金の使い方には気を付けることは非常に大切です。

6:まとめ

銀行でお金を借りることについて、基本的な情報や注意すべきポイントなどがおわかりいただけたでしょうか?銀行というとても身近な存在ですが、その銀行が扱う金融商品に関してはよく知らなかった、という人も多いのではないでしょうか。普段は預貯金などで銀行口座を利用するだけで事足りるかもしれませんが、結婚や出産などを経ていくにつれてとまとまったお金を用意しなければならない機会も多くなります。そんなときに困らないよう、金融商品の基礎は知っておくと良いでしょう。また、日頃から信用取引の利用には注意を払い、たとえクレジットカードでのショッピングであっても月々の返済が滞らないように計画的な利用をおすすめします。押さえるべきポイントを把握して、賢く銀行からお金を借りましょうね。

 

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